リフォームの打ち合わせ 流れを簡単に解説!!

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目次

資料請求・お問い合わせ、見学会などイベントへの来場

タイミングが合えば、近くでメーカーなどが見学会や相談会などをしていることがありますが、

最近ではインターネットスマホなどからのネット請求が圧倒的に多いです。

ネット問い合わせをすると自宅へまずは資料が届きますので資料を読んでイメージを掴みます

※どのような会社に、何社頼むのが良いか?は別記事でお話しします。

おそらくですが、資料が届くと、問い合わせ先の営業担当からコンタクトが入ります

それは、電話か、メールかは営業マンによりますが、

コンタクトがあった時に、

  • リフォームを考えたきっかけ
  • 今の生活で困っていること・不便なところ
  • 届いた資料を読んだけけど、よくわからないところ

などを相談してみましょう。

すぐに答えられる問題であればすぐに答えてくれると思います。

何度か問答をすると次のステップに進み、

一度会ってお話を・・・という流れになり、日程調整を迫られます。

え?家来るの?となりますが、びっくりしないでください。

当たり前です。

リフォームは新築と違い、既存の家を工事するので、今の家の状態がとても大事になります。

なので、リフォームの打ち合わせは家を見ないことには始まらないと思ってください。

営業されるという心理上仕方がないですがよくあるのが、

だいたいこれくらいの広さで、こんな内容なんですが、どれくらいかかりますか?概算でいいので教えてください

と、聞かれることが最近多いですね。

これは、相見積もりをしているから各業者の金額のベース感だとか、

金額によってはリフォームではなく建て替えにしようと思っているとか、お金の話なので、

一番気になる部分ですよね。

それは当たり前です。

お客様の立場からすると、最初に金額がある程度わかっていれば

今後の打ち合わせの心持ちもできますし、このまま打ち合わせを進めても良いかという判断材料になります。

でうすがはっきり言うと、営業マンの立場からするとこれは答えたくありません。

厳密には答えられない。です。

なぜかと言うと、上にも書きましたがリフォームは今の家を直すことが前提のため、

”今の家”がどのような状態なのかによって金額が大幅に変わるからです。

だから闇雲に”約500万くらいでしょうか”とこの時点で伝えて、

伝えた金額より実際必要な工事を組み込んでいくと、金額が700万になってしまう可能性が大いにあります。

建物を見ていない最初の段階では金額は全くと言っていいほどわかりません。

その為、回答がこのようになってしまいます。

今の建物の状態を見ていないのでなんとも言えません・・・特別早急に必要な工事がなければ内部だけで済みますが、床下の基礎の状態や、屋根の状態などで手を加えた方が良い部分が全く変わっていき、それに応じて金額も変わってしまいます。もしよろしければ、一度ご自宅へお邪魔させていただき、状況を確認させていただいてもよろしいでしょうか?

私たちリフォーム業社は、既存の家の状態を確認する”建物調査”を実施します。

この調査、リフォームを考えるうえで一番大事です。

これは、業者側からの立場で大事なのではなく、お客様にとってもとても大事です。

この単語は覚えておいてください。

次項では建物調査について詳しく説明します

建物調査(現地調査)ってどんな調査?(2時間程度)

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建物調査(現地調査とも言います)とは

  • 建物内部の確認・・・間取りの確認や、モジュールの確認、室内仕上げの確認
  • 床下状態の確認・・・シロアリ被害の有無、シロアリ生息の有無、基礎の状態確認、湿気確認
  • 屋根状態の確認・・・屋根材の割れ・欠け・欠落の確認、適切な雨仕舞い(雨漏れがしないように)の確認

大きく分けて、以上の3点を確認することを建物調査(現地調査)と言います。

全工程の中で、この建物調査はとても重要です。

ここを怠る会社との打ち合わせはしなくても良いです。

というか、しない方がいいです。

理由は、この建物調査を最初に行い、建物状態をお客様・業者と把握・共有したうえで、

リフォーム内容の打ち合わせに臨み、見積もりとして金額を提示するからです。

たとえば、床下調査を行なっていない場合で、工事着手をした時、

いざ床を解体してみると、シロアリの被害や、柱や土台が腐っていたなどが確認されたとします。

そこで追加料金が発生します。

そしてこの追加料金は、業者の言い値になってしまいます。

簡単に言うと、すごく割高の金額を言われることがあります。

お客様からすると、その金額が妥当かどうかなんてわかりませんし、

壊した状態で放って置かれても困るため、支払うしかありません。

屋根も同じです。

屋根の状態確認をせずに、解体してみると小屋裏で屋根からの雨漏れが確認され、

”屋根を葺き替えないとこのままでは家がダメになりますよ!”などと脅しに近いことを言われると

不安になってしまい、高額な料金を支払ってしまうケースを本当によく聞きます。

リフォームにおいて、工事中の追加はどうしても発生してしまう場合があります。

あくまでも私の経験上、リフォーム工事の現場において問題がなかったケースは1件もありません。

※問題というのは、追加金額云々ではなく、施工の面で想定した通りに進まないということです。

それは建物調査をしても同じことです。

ですが最初の段階で建物調査をしっかりと行い、修繕の必要がある箇所はあらかじめ計画内容へ組み込み、

その金額で施工をするのであれば、ご安心いただけると思います。

あと個人的な思いですが、

同じ金額を遅かれ早かれ支払うのであれば、最初からその金額で工事に臨む方が、

あとから追加で何十万、何百万と払うよりかは気持ちが楽な気がします。

もっと細かくは別の記事で掘り下げますが、

この建物調査をおろそかにしてはいけないということだけ覚えておいてください。

調査報告・ご提案(建物調査から約2週間後)

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建物調査の時点では、あくまで業者だけが把握している建物の状況ですが、

それを写真付の報告書にまとめてお客様へご報告します。

床下の状態はこうです、屋根の状態はこうです。など。

この段階を踏むことでお客様がご自身の建物の状態を把握してもらいます。

目に見える部分は普段からお住まいいただいているお客様の方が把握してると思いますが、

床下の状態や、屋根の状態などはなかなか見る機会はないと思います。

そして、その報告書を基に、

リフォーム改修プランのご提案へと進んでいきます。

何度か計画の打ち合わせを進めて、

間取りや、補修内容、補修範囲を固め、御見積の作成へ移行します。

御見積(工事内容決定後、約1週間後)

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打ち合わせを重ね、内容や範囲などが決まってきたら御見積の作成です。

これは会社さんによって様々だと思いますが、

お客様にチェックしていただきたいのは2点です

  • 見積書にどこまで含まれているか?
  • この金額以外で発生する可能性のある項目は何か?
  • 見積書の金額の有効期限は?

当たり前かもしれませんが、見積書の内容についてはしっかりと確認してください。

本体工事の見積もり金額に入っていない項目としてよくあるのが

  • 照明器具、取付費用
  • カーテンレール・カーテン・取付費用
  • エアコン本体・取付費用
  • 外構工事

などです。契約後、しっかりと打ち合わせをしたあと最後にこの金額の追加を急に言われると、

リフォーム後に買おうとしていたものなどの資金計画に影響が出てくると思うので最初からしっかりと見込んでおきましょう

また、見積もり金額以外で、追加の可能性のある物をを確認してください。

これだけ聞いておいてください

  • 解体後の追加費用の発生の可能性は?

ここを濁す業者は、打ち合わせしなくていいです。

工事後に追加費用が発生する可能性が高いです。

あとはこのタイミングである程度の工事時期も明確にておきましょう。

工事時期が決まらず遅くなっていくとそれだけ金額もぶれる可能性があります。

原材料の高騰などが最近では続いており、一ヶ月ごとに金額が変わっていっているのが現状です。

嘘のような本当の話です。

契約

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見積書を確認し、予算・内容に合意ができれば、契約になります。

大体のリフォーム会社が契約を結んだ後に、細かい仕様を決めていくことが多いです。

だいたいの会社は提案・見積もりまでは無料のところが多く、

初めてお金が発生するタイミングでもあります。

契約金です。

ローンを使用する予定でも、最低10万は契約金が必要だと思ってください。

またこの契約は、リフォーム工事をあなたの会社にお願いするという契約です。

ここから使用決めをしていくとその間に金額が増減することは多々あります

キッチンにオプションをつけたり、床材をグレードアップしたり。です。

その増減額を最終的に着工前にもう一度契約をする会社が多くなってきていますので、

最初の契約はとても大きな決断ですが、安心して一番楽しい仕様決めを楽しんでください。

インテリアコーディネート(仕様決め)(約一ヶ月〜二ヶ月程度)

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クロスの色や、床材の色などのトータルコーディネートをしていきます。

キッチンやお風呂などの住設機器も実際メーカーショールームへ行って、

色決めや、オプションの有無などを決めていきます。

また、工事時期が決まっていれば、同時に片付けをしなくてはならないタイミングです。

片付けが一番大変だとは思いますが、しっかりと片付けをお願いします。

着工

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間取りも決めて、仕様も決まったら晴れて着工です。

工事期間は内容によりますが、一日でできるものもあれば、半年かかることもあります。

本当に内容次第なのでここはしっかりと事前に話合いをしてください。

完工

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工事終了後、しっかりと内容チェックを行い、

傷があれば補修をし、お客様に確認してもらいます。

問題がなければ、完成です。

その後、点検などのアフターサービスへ続いていきます。

まとめ

いかがでしたか?

ざっくりと打ち合わせの流れを書いてみました。

また別記事で、細かく掘り下げたものを随時更新していきますので

そちらもよろしくお願いします。

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